あそび紹介6・水平思考ゲーム(ウミガメ)

ぐんま少年少女センターのイベント内などで行われているあそびについて紹介します。
第6回は、勉強会で大人気、全国集会や全国指導員合宿でも紹介した「水平思考ゲーム(ウミガメ)」です。




1おすすめの実施人数=3人以上10人以下が望ましい
2必要な道具=問題集(あれば)
3コートの有無=なし
4遊ぶ広さ=参加者が座るだけのスペースがあればよい
です。

【ルール】
・出題者1名、他は回答者になる
 出題者の出す問題について、回答者はその謎を解く。なお、当然ながら答えは一つ。
 回答者は、出題者に何度でも質問してよい。ただし、質問は、回答者がイエス・ノーで答えられるものでないといけない。
 例えば、「その人が食べたのはリンゴですか?」という質問なら良いが、「その人が食べたのは何ですか?」「何色ですか?」といった質問はできない。
 出題者は嘘なく答えるが、わからないもの、関係ないものには「わからない」「関係ない」と答えてもよい。
 また、質問の内容が不明瞭な場合は、明瞭にするよう求めてもよい。

と、言葉だけではわかりにくいので例題

・例題・
-------------------------------------------------------------
彼女は彼を愛していた。
彼女は毎日、彼に「愛してる」と言った。
しかし、彼は彼女に、一度も「愛してる」とは言わなかった。
なぜ?
-------------------------------------------------------------

こういった、ただ聞いただけでは「?」となる問いについて、回答者が正解を探っていく。
当然、考えられる理由がいくつもあることもあるので、それを踏まえて、答えを絞るために「質問」をする。
この遊びは、答えることを楽しむと同時に、質問することを楽しむ遊びと言える。
「わからない問題の答えがつながった瞬間の快感は秀逸」とは、体験した中学生の談

以下、回答者と出題者のやり取り例

Q回答者の問い
A出題者の返答

Q 彼と彼女は付き合っていましたか?
A いいえ
Q 付き合ってない?
A はい
Q 彼女は今も彼を愛していますか?
A はい
Q 彼は、彼女のことを愛していますか?
A わかりません
Q 彼は生きていますか?
A はい
Q 彼は、話せましたか?
A と、言うと?
Q 彼は、声を出すことはできましたか?
A できました
Q 彼は、彼女と同じ言語を話せましたか?
A いいえ
Q 彼と彼女は、同じ国籍ですか?
A 答えにくいですが…問いの意味が、「彼と彼女が同じ国で生まれたか」と言う意味であれば、答えは「はい」です 

!!

Q 彼は、人間ですか?
A いいえ
Q 「彼」は犬で、彼女の「愛してる」に対して、「ワン」としか言えなかった
A 正解

改めて解答
-------------------------------------------------------------
彼女は人間
彼は、犬
彼女のささやく愛に、彼はしっぽを振ることはできるが、
「愛してる」と言うことはできなかった
-------------------------------------------------------------

このゲームの
○良い点
楽しみながら「考える」ことができる
多様な見方をする練習ができる


×悪い点
あまり人数が多すぎると、「自分は聞いているだけでいいや」となる子がたくさん出てくる。
それもそれで一つの形と割り切るかどうかは、出題者次第

※気を付けること
問題に難易度の差はあるが、特に最初のうちは「何を質問したらいいかわからない」という状況で場が止まってしまうことがよくある。
この遊びは、出題者と回答者の勝負ではなく、出題者と回答者が一緒に一つの答えに進んでいくことが理想の形なので、適宜ヒントを出してみたり、セルフ質問にセルフ回答してヒントにするなど、工夫して楽しめる空間をつくることが大事です

参考に
このゲームの名称の由来にもなったのが、ポール・スローン+デス・マクヘール著「ポール・スローンのウミガメのスープ」(エクスナレッジ発刊)という書籍です。
表題作をブログ担当は大学2年の時に学生8人で行い、約45分かけて真実を突き止めました。
なお、例題はどこかから引っ張ってきてしまって著作権的にあれこれなってしまうのが嫌だったので、私が考えました。
問題として不備があったらごめんなさい。

このほか、ぐんま少年少女センターで行っているあそびは、あそびの紹介ページまたは以下から御覧ください。

あそび紹介・1 自己紹介ゲーム
あそび紹介・2 天下
あそび紹介・3 三色おに
あそび紹介・5 ミイラ
あそび紹介・7 じゃんけんおに
あそび紹介・8 神々の遊び
あそび紹介・9 Who am I?
あそび紹介・11 王さんとり
あそび紹介・12 ドロケー(ケイドロ)
あそび紹介・13 石木おに
あそび紹介・14 出てけ

また、そもそもなぜ遊びの紹介ページを始めたのかについてはなぜ、遊びの紹介ページを作ったかについてのページをご覧ください。
不明な言葉などを用語解説のページで解説しています。
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by blog-gssc | 2015-12-14 20:44 | あそび紹介
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子どもと遊び、子どもと育つ、ぐんま少年少女センターの活動を紹介します。ぐんま少年少女センターは、子どもたちの自主的な活動を支えることを目的とし、 夏のキャンプやあおぞら学校などの行事を企画・運営している団体です。「あそび」「歌」「仕事」を通じ、子どもたちに「自分で考え話し合う事、協力し合いみんなで楽しむこと」の大切さを伝えていきたいと考えています。群馬少年少女センターと記載することもあります。


by ぐんま少年少女センター
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