こんにちは☆ブログ担当です(・∀・)
さて、子どもの遊びと仲間を育てる全国集会in愛知の2日目です♪
この日の目玉はなんといっても分科会!!
10時から15時まで、1時間の食事休憩をはさんでひたすら話し合う会です☆
6つあるテーマの中から、僕は「子どもと話し合い」というテーマを選びました♪
会場には20人ほどの参加者で、地域も群馬、埼玉、東京、静岡、大阪、京都など各地から世代は30歳を境目にちょうど半々にわかれるような構成比です☆
高校生の姿も目立ち、実際に少年団活動の現場で直面する悩みなどを話してくれていました♪
「話し合いについて話し合う」というのはとてもおもしろい体験で、実際に最初なかなか各々の発言も少なかった場が、実践例を話し合いながらだんだんと活気を帯びていき、最後には誰となしに他の人の意見を踏まえながら自分の考えを言っていくという理想的な話し合いの流れになっていくさまに、この場を構成している人たちの能力の高さを感じました☆
これ程良い流れになったのは、最初は本当にはじめましての集まりだったので緊張もあり、それがとけてきてみんなが本来の姿になったという考え方もできます。
しかし、一つとてもおもしろい出来事があり、それにより雰囲気が良くなったことと、それが普段の活動に活かせそうなユニークな部分を秘めていたのでご紹介します♪
とある高校生が、自らの地域の実情や問題点について話し終えた直後に、あるお母さんが突然その子に向かって話し出しました。
「わたし、あなたの話し方すきだわ。なんでかはわからないけど、とてもおもしろいしもっと聞きたいって気分になるの。みなさんもそう思いません?」
みんな一瞬あっけにとられて、高校生は嬉しいやら恥ずかしいやらで照れてしまうし、お母さんはお母さんでみなに真剣に同意を求めていて…
それがなんともおもしろく、場が笑いに包まれました♪
なにがおもしろかったか
2つあります。
1つは、お母さんが褒めたのが話の内容ではなく「話し方」であったこと。
話し合いの中で、「話をちゃんと聞いて、なんかしっかりしたこと言わなきゃ」などと考えていたら、どうしても臆してしまい瞬発力が鈍ります。
また内容について考えていたら場が静まってしまい、まとまった頃には次の話題になっていた、などということもざらにあります。
そんなときに、何か気づいたことを言っていくという空気ができてくると、「いいこと言わなきゃ」ではなく「思ったことを言ったらいいんだ」という意識になることで、発言をすることへの意識の面でのハードルがぐっと低くなります☆
それにより発言が増え、そこでいったん場が盛り上がる上に、内容を考えて整理するだけの時間もできます。
今回はもともと発言に対する意識が高い集まりだったために、通常よりもさらによい方向に転がったとも考えられます。しかしながら実際に「話し合いの流れ」というものに意識を置いて今回の分科会を見ていったときに、やはりまず重要なのは「雰囲気づくり」だと感じました。
誰もが自由に話せる雰囲気というのは、まさに「言うは易く行うは難し」
なかなか一筋縄にはいきません。
そこで、内容うんぬんではなくその外側にある部分を評価するというのは、とてもおもしろく、また流れをよくするための手段として使える!と思いました。
もちろん、お母さんはそんなややこしいこと考えずに、純粋にいいと思って言ってくれたんだと思いますが(笑)
中終盤は本当に良い雰囲気の話し合いができました♪
群馬に帰って実践につなげられるかどうか…
がんばっていきたいです☆
ん?
おもしろかったことのもう1つはって?
実はその高校生、僕の仲のよい友人なんです(笑)
褒められて照れまくっている彼の姿を見て、1人でくすくす笑ってしまいました☆
ぐんま少年少女センターの一同は、帰りの時間の都合上この後のまとめの会には参加できませんでしたが、とても楽しい、ためになる時間を過ごすことができました♪
来年は埼玉!
楽しみにしていますよ☆
ではでは(^-^)/~