全国集会in福岡 1日目

こんばんは、ブログ担当です。

11月14日・15日に、「子どもの組織を育てる全国集会IN福岡」に行ってきました。





2日間で、地元福岡を始め、佐賀、長崎、熊本、東京、神奈川、埼玉、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫などから、のべ150人以上(主催者発表)が参加しました。
ぐんま少年少女センターからも、四人が参加しています。

一日目の簡単な流れは、以下のとおりです。

・始まり
福岡の子どもと大人たちによるわらべうたの紹介と、琉球舞踊披露
・特別講演
「地域の中の学校という居場所」
私立立花高校 校長 齋藤眞人氏
・記念講演
「憲法と子どもの権利条約を活かそう」
東海大学 教授 山下雅彦氏
・夕食
「食べて遊んで語ろう会(かたろうや)」
各地域参加者


この中で、今回の集会会場にもなった、私立立花高校の校長先生、齋藤眞人さんの特別講演について、講演の中で紹介された立花高校について触れながら振り返っていきます。
始めに言いますが、私は、教職員という個々の単位ではなく、学校という単位でこれほどまでに愛にあふれた実践を行っているところを見たことがありません。


入試の難易度が低い学校を称して、「入試で名前さえ書けば受かる」というフレーズ、よく聞きます。
私は群馬県民なので初めて知ったのですが、立花高校も多分に漏れず、地元ではそういった表現を使われることがある高校だそうです。
しかし、校長は、堂々と言います。
「えぇ、うちは、入試に来て名前さえ書いてくれれば、合格します」

まず、そんなにはっきり言われたことに驚き、その理由を聞いたときに、思わず泣いてしまいました。

立花高校は、「不登校生徒の自立支援」を一つの大きなテーマとして掲げる学校です。
在校生全員がかつての不登校児、というわけではありませんが、多くが、学校に来るということに対して何らかのつらさを持ったことがある(または今持っている)子たちであることは事実です。

そんな子たちが、高校を受験するにあたって、学校に出向く。
一部の子にとっては、たったそれだけのことが、「たったそれだけ」という言葉では表せない、そびえたつ壁を超えるような苦労を伴う行為であることは想像に難くありません。
視線の恐怖や屋外に出ることへの恐れ、学校という空間への抵抗感や、プレッシャー
親に迷惑をかけたくないという思いと、気持ちとは裏腹に、進むことを拒む体・・・

「それらと必死に戦いながら、葛藤しながら、ようやっとの思いで学校に行き、席に座り、試験の答案用紙に名前を書くことができた子どもたちを、どうして不合格なんかにできましょうか。」
校長は、力強く、そう言いました。

保護者控室に行き、「みなさん、お子さん、ちゃんと答案用紙に名前書いてますよ」。この一言を聞いただけで、保護者のみなさん号泣だそうです。


立花高校という学校は、生徒の一つ一つの成長に光をあてて、大切に育んでいるような印象を受けました。
そしてその「成長」を感じ取る力が、桁外れに優れているとも感じました。

先生方の意識の高さに尽きると思いますが、校長先生がおっしゃったとおり、「立花だからできる」という風にはしてはいけないとも思います。

どの学校も立花をまねしたらいい、とは思いませんが、高等学校の多様性の中で、一つの強烈な個性、強みとして、ここまで輝いて見える魅力もそうそうないですし、県に一つは、立花みたいな校風と意識の学校があるといいな、とは思います。

その他にも、本当にたくさんのエピソードを、笑いを交えお話しいただきましたが、いかんせんすべてのエピソードを振り返ると、行数がいくらあっても足りないし、書けば書くほど記憶補正がかかってしまいますので、ここまでにします。
お醤油の賞味期限や、お母様・奥様とのお話、絵の具の話、今頃忍者の話、愚直に立ちはだかる大人は美しい話、右向け右の話、ループの話、大人はもっと弱くていい話、失敗する権利の話、子どもの仕事と大人の仕事の話、Mちゃんと先生の話(泣)、IKEAぞ、など、書きたい話はもっとありました。

音声や映像を録っていなかったのが本当に悔やまれます。

最後に、講演の中で、特に強烈な光を放っていた二つの言葉を紹介して終わります。

立花高校には、週に一度しか学校に来ない子どもはいません。
がんばって、週に一回学校に来ている子どもはいます。 (齋藤眞人)

一人の子どもを粗末にするとき、教育はその光を失う(立花高校創設者 安部清美)



すみません。
このほか、全国集会の導入で福岡の子どもたちが披露したわらべうたとエイサー、すごくしっかりと声が出ていて、本当に良かったことも、全国センターで作った全国ネットワーク紹介パンフと動画のことも、記念講演の山下先生の話で、最強の暇人の話や、宇田川先生のこと、夜ご飯の時間の、「食べて、遊んで、語ろう会(かたろうや)」で、各地の地元自慢が面白かったことなど、たくさんたくさん書きたいことがあるのですが、ただでさえここまで相当長いのに、さらにこれ全部書いたらいったいどうなるのかという・・・

また、私はほとんど写真を撮っていないのですが、フェイスブックの「少年少女センター全国ネットワーク」https://www.facebook.com/zenkoku.children.net/ のページにたくさん写真がありますので、他の企画の様子はそちらからご覧ください。

ではでは

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by blog-gssc | 2015-11-18 22:51 | 全国ネットワーク
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子どもと遊び、子どもと育つ、ぐんま少年少女センターの活動を紹介します。ぐんま少年少女センターは、子どもたちの自主的な活動を支えることを目的とし、 夏のキャンプやあおぞら学校などの行事を企画・運営している団体です。「あそび」「歌」「仕事」を通じ、子どもたちに「自分で考え話し合う事、協力し合いみんなで楽しむこと」の大切さを伝えていきたいと考えています。群馬少年少女センターと記載することもあります。


by ぐんま少年少女センター
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