ドナー体験について・その2

ここは、ぐんま少年少女センターのブログのページです。
ここでは、たまに行われるぐんま少年少女センターの活動について、細々と紹介しています。
ただし今回は、ブログ担当が経験した貴重な体験についての記事です。
最初からご覧になりたい方は、先に「ドナー体験について・その1」をご覧ください。

地味~に継続して閲覧者がいらっしゃるので、せっかちなあなた(誰?)のために、全部のリンク用意しました。適当に使ってください。
ドナー体験記その1~御挨拶と、お断り~

---以下本文---

【あなたは、ドナー候補に選ばれました】




まず、ドナーに選ばれた封筒が届いたときの話から。
その日は、何の前触れもなくやってきます。
骨髄バンクから、自分あてに、オレンジ色の封筒が届きます。
「親展」と印字された封筒には「大事な内容だから至急開けて」的なことも書かれていたように思います。
中には、自分がドナー候補になったことについてが簡単に書かれ、後日コーディネーターさんという立場の方から連絡があるという記載があった・・・気がします。

【電話が来た】
骨髄バンクには、ドナーとレシピエントをつなぐコーディネーターという人がいるらしいです。
ドナー、レシピエントそれぞれにコーディネーターがついて、要は俺らで直接はやり取りできない仕組みを作ってるようです。
まぁそりゃ、「あの患者気に食わないから骨髄やらん」とか「ワレ、ウチのオジキ助けるためや。さっさと骨髄出さんかいコラ」みたいなことを防ぐためには、当然のことですが。
とまぁそうこうしている間に第一回面談の日程と場所が決定。
この時に初めて、職場に報告しました。理解のある職場で、なんの問題もなく休みが取れました(と、言いつつ、超繁忙期だったので正直日程とかずらせないもんかと悩んだりもした。)。

【第一回面談】
自車で移動し、病院へ。ついたらすでにコーディネーターさんが待っていて、初めての顔合わせ。柔和な顔立ちをした30代の女性でした。
このあと、提供からさらに1年たつ頃までお世話になる方。何から何までお世話になりました。なんせわからないことだらけなので、いろいろ聞いて、それらにつぶさに答えていただきました。
んで、コーディネーターさんとの顔合わせの後、まずは、コーディネーターさんから、骨髄移植のしくみや流れとドナー提供におけるリスク(ドナーに起こるリスク)についての説明がたっぷり一時間以上。それを終えたら主治医の先生と対面し、簡単な問診と血液検査を行い、終了。
後から麻酔科の先生に話を聞いたのですが、「ドナーってのは、健康な人間に麻酔打って針刺して・・・ってやるわけだ。万一そこに何らかのトラブルがあれば、健康だったはずの人が、短期又は長期の不具合を強いられることになる。僕らは、それを避けるために、十分すぎるほど、ヘタしたら過剰じゃないかっていうくらいにリスクについて説明するし、あらゆる危険を想定して、対応できるようにするんだよ。だから、ドナーさんにも、十分に時間を取ってもらって、検査したり、説明したり、体調管理をお願いしたりするんだ」と。その言葉がまさにって思うくらい、リスクに関しては細かく説明を受けました。
「これまでの1万数千件の症例の中で、2例だけ発生したものなのですが・・・」みたいな説明も受けました。「あまりにもリスクの説明を受けすぎて、ここで不安になって辞めちゃう人もいるんじゃないか?」なんて老婆心も芽生えるくらい、ガッツリ説明を受けました。ちなみにコーディネーターさんにその点聞いてみると、「それで『できない』となるのは、それはドナーさんのお気持ちですので。逆に、こういった説明をしないで、そんな事例が発生してしまうということの方が、あってはいけないことなので、ね。」と返ってきました。
話を戻しますが、これで第一回目の面談が終了し、血液検査などの結果を待つことになりました。
この段階では、あくまで自分は「数あるドナー候補者の中の一人であり、辞退も可能」という説明を受けました。

【あなたに、お願いをしたい】
第一回面談から2週間以上たったあるに日、コーディネーターさんから電話が入りました。
「○○さん(私)を、第一の提供候補者として、今後の事務を進めていきたい」
この時、自分の中に初めて、「人の命を背負う」という意識が出てきました。
この時、今後の流れとして、「最終同意」というプロセスに進むこと、最終同意には、身内の立ち合いが必要なこと、最終同意後は、レシピエント側も危険を冒しながら準備に入るので、自由意思による撤回は難しいことなどの説明を受けました。

【最終同意面談】
ドナー(私)、親、医師、コーディネーターに、さらに弁護士さんも立会いの下、最終同意面談が行われました。
再びのリスクの説明や、医師からの手術に関する説明などを受け、後日の健康診断と、手術のスケジュールについての説明などが行われました。
健康診断から手術までの間に、自分の血液を採取しておいて、手術時の輸血用血液として取っておくという話を受けました。確かに、輸血するってわかっている状態であれば、誰か他人の血が入るよりも、自分の血が戻ってきた方が変な反応とかもでなさそうだしなるほどなーと思ったのを覚えています。

ここまでで、私が手術に関して一番ビビッていたことを正直に書きます。
ネット情報とかで見ると、術後の腰が痛いとか、歩くのもつらい人がいるとか、熱が出たとかありますが、そんなのよりなにより、導尿が一番怖かった。
「ドナー提供で一番きつかったのは導尿」とはっきり書いてある人もいたので、本当に心配でした。
結論から言うと、最終同意の面談の中で(またはその前にもう言われていたかも)、「今回の手術において、導尿は予定されていない」という話を受け、心底ほっとしました。

その3では、手術日の話、そのほかちょっとした余談を、ちょっとじゃない量書いています(笑)
ドナー体験記その1~御挨拶と、お断り~

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by blog-gssc | 2015-10-12 11:04 | その他
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子どもと遊び、子どもと育つ、ぐんま少年少女センターの活動を紹介します。ぐんま少年少女センターは、子どもたちの自主的な活動を支えることを目的とし、 夏のキャンプやあおぞら学校などの行事を企画・運営している団体です。「あそび」「歌」「仕事」を通じ、子どもたちに「自分で考え話し合う事、協力し合いみんなで楽しむこと」の大切さを伝えていきたいと考えています。群馬少年少女センターと記載することもあります。


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